シミ消しレーザー施術で後悔しないために ー デメリットを知っておこう

最近、TVでシミ消しレーザー施術が盛んに宣伝されています。
でも、レーザー施術のメリットばかりが言われていて、逆になんだか不安になってしまいます。
レーザー施術をした友人からは、「いったん消えたシミが最近また出てきたみたい」なんて話も。
そこで、ここでは、シミ消しレーザー施術のメリットではなく、あえてデメリットについてまとめてみました。
シミにもレーザー施術に合ったものとそうでないものがあるんです。あなたのシミはどんなタイプでしょう?
ここでしっかり勉強して、シミについて理解してからクリニックの扉をたたきましょう。せっかく高いお金を払って美容整形するんですから、結果が出なければ何にもなりませんものね。

@フワリ

シミ消しレーザー施術自体のデメリット

施術には痛みを伴う

シミ消しレーザー施術では、高いエネルギーを持つレーザー光線を皮膚に当てるため、皮膚の細胞がやけどをしてしまいます。
従って、どうしても痛みを伴いますが、水ぶくれができるほどの強いやけどではないので、痛みの程度は強くはありません。
もちろん、痛みの程度は人によって違いますが、良く言われるのが「ゴムをぱちんとはじかれたような一瞬の痛み」です。

シミ消しレーザー施術後に考えられるデメリット

施術後のケアが結構大変

シミ消しレーザー施術を行えばそれで治療は終わりで、そのまま放置しておけばシミは自然に消えていくというものではありません。
施術後のアフターケアを怠ると大変なデメリットを被ることになります。アフターケアとしては、1)日焼け防止、2)患部の保護、3)処方された薬の服用などです。
1)や2)は、施術後に薄くなった皮膚へのダメージを回避するために、3)を守らないと、傷の回復が遅れたり、別の症状が出たりすることにもつながる恐れがあります(以上、*1参照)。

シミは再発することもある

施術後にシミが再発したように見える場合があります。
それは、1)やけどによる炎症反応で施術部位に色素が沈着するなどの理由で一過性のシミ(炎症性色素沈着)が現れる、2)レーザー施術した部分の近くに新しいシミが発生する場合の2種類です。
1)のシミは、通常は、短期間(6か月程度)だけ現れていずれは消えて行きますが、中には、そのまま消えないことも。
この場合、レーザー施術に対応していないシミであったか、使用したレーザーの種類が適切でなかったことなどが考えられます。
2)は、レーザー施術の問題ではないため、新しく発生したシミを、再びレーザー施術することが可能です(以上、*2,3参照)。

シミ消しレーザーは1種類だけじゃない(レーザーの種類を間違えるとシミが消えない)

いわゆるシミは、大まかに言って10種類程度に分けられますが、その全てにレーザー施術が有効というわけではありません。
レーザー施術が有効なタイプは、紫外線が主な原因の老人性色素斑、脂漏性角化症(老人性のいぼ)、そばかす、急激な日焼けでできる光線性花弁状性色素斑、目の周りにできるアザの太田母斑、摩擦刺激が原因でできる摩擦黒皮症などです。
これに対して、女性ホルモンのバランスの乱れで生じる肝斑や炎症性色素沈着には、通常のレーザー施術は有効ではありません。
さらに、レーザー施術にもいくつかの方法があり、シミの性質ごとに最適なレーザー施術法の選択が必須です。
この選択を誤ると、シミが消えなかったり、悪化したりするリスクが出てきます(以上、*4, 5, 6参照)。

クリニックで受けるデメリット

医療レベルの高いクリニックを受診しないと、後で後悔することも

上記のように、シミと言っても色々な種類があり、それぞれの種類ごとに最適なレーザー施術の方法が違っています。
このため、まず、そのシミがどんな種類のものかをきちんと診断できる医師に診てもらうことが必要です。
太田母斑などのシミに老人性色素斑、さらには肝斑が混合している場合のように、判断が難しいこともあります。
その上で、最適なレーザー施術に精通した医師に手術をしてもらうことが必須。
ネット上で、クリニックのレーザー施術の治療成績を確認することができます。
事前に良く調べずに施術をしてしまうと、後で後悔することになりかねません。
また、この治療に伴うリスクについてもしっかりと説明してくれるクリニック選びも大切です。

レーザー施術の治療費は高い、でも、治療費だけでクリニックを決めないで

シミのレーザー施術は美容目的のため、一部を除いて健康保険は適用されません。
このため、治療費が高いことがデメリットとなります。
Qスイッチヤグレーザーやヤグトレーニングなどが1mm径で数千円~、顔全体で1回数万円程度、炭酸ガスレーザーが数mm径で5千円~などとなっています。
ただ、クリニックごとに、目安となる治療費が大きく異なっているため、クリニックの医療レベルと共に治療費についても事前にしっかりと調査しておきましょう(以上*7参照)。

●シミ消しレーザー施術にはどうしても痛みを伴いますが、一瞬の痛みで済みますから我慢しましょう。
●シミ消しレーザー施術では、施術後のアフターケアが大切です。クリニックで指示されたケアをきちんと実践しないと再発したりします。
●施術後6か月以上もシミが消えない時には、新しいシミができたかレーザー施術が適切でなかった可能性がありますから、施術したクリニックに問い合わせてください。
●シミには、多くの種類があり、レーザー施術が有効なタイプと余り有効ではないタイプがあります。シミの性質ごとに最適なレーザー施術法を選択しなければなりません。
●最も重要なことは、シミの種類をきちんと診断できる医師、最適なレーザー施術に精通した医師を見つけることです。
●シミのレーザー施術は美容目的のため、健康保険は適用されません。
このため、治療費が高いことがデメリットとなります。

以上のように、シミのレーザー施術にはメリットばかりではないことがお分かりいただけたと思います。
でも、これらのデメリットは、信頼できる医師のもとでは何らデメリットにはなりません。
ぜひ、シミのレーザー施術のデメリットについても誠実に答えてくれる、あなたに合った医師を見つけてください。
くれぐれも、単に治療費だけでクリニックを選ばないように。そうすれば、安心して、施術を受けることができます。